英語の楽しさを入口に——苦手な子が集まる専門塾の実態
「苦手でも、大丈夫。」——熊本ザ・グローバル学院がサイトのトップに掲げるこの一文が、塾のスタンスをそのまま表している。2020年に開校した英語専門塾で、英語が嫌いで大学受験に2度失敗した経験を持つ学院長・糸岡天童氏が、自分と同じつまづきを抱える子どもたちに向けて立ち上げた場所だ。渡米後3年で英検1級を修得した過程で会得した「英語を簡単にする原理原則」を教授法として体系化し、熊本の中高生に届けている。
「分かりやすい」という口コミが保護者の間でじわじわと広がり、紹介からの入塾が多数寄せられているという。英語の成績が90点以上を継続する生徒が在籍しているという事実も、単なる体験談ではなく実績として語られている。
「どこから分からないかも分からない」状態を受け入れる体制
中学生向けの特徴として、「どこから理解できなくなっているかが分からない」という状態の生徒を受け入れ、言語の違いや特徴の説明から授業をスタートする方針を取っている。高校生に対しては、暗記だけではカバーできない英語の仕組みを日本語との比較から伝え、苦手意識が変わるような授業を展開している。英語コースは予習の負担を抑えた設計で、忙しい中高生でも無理なく通い続けられる。
クラスはレベル別の少人数制で、自分のペースを乱されることなく理解を深められる環境が維持されている。「塾に行ったら授業についていけなかった」という経験を持つ生徒が再挑戦しやすいよう、入塾前にレベルチェックと無料体験授業の機会を設けているのも、この塾ならではの丁寧な入塾設計だ。
月替わりゲストティーチャー・特別講座・イベント——授業外の仕掛け
グローバルコースでは月替わりの外国人ゲストティーチャーとの交流が組み込まれており、日本にいながら様々な国の方々と英語でやり取りする場が定期的に設けられている。英検対策については、面接・英作文・要約問題に特化した特別講座を随時開催し、試験時期に合わせて集中対策ができる。ボーリング大会・ハロウィンパーティー・年末パーティーといった課外イベントも定期開催しており、勉強の場であると同時に英語を楽しむコミュニティとして機能している。
個人的には、課外イベントが「通塾を続けるための仕掛け」として実際に機能していると感じる。「塾のハロウィンが毎年楽しみ」という話が生徒から出ているようで、通い続けることへの心理的ハードルを下げる効果が出ているのかもしれない。
TOEIC990点・英検1級・ニューヨーク州在住——講師陣の経歴
太田百合子講師はTOEIC 990点満点・ニューヨーク州に2年半在住、中学2年時に英検準1級を取得した実力者だ。青木元希講師は中学1年で英検準1級を取得し、メリーランド州に7年在住してネイティブと変わらない発音を身につけた。学院長・糸岡氏は英検1級・全国通訳案内士の資格を持ち、少林寺拳法で神奈川県3位・全国大会出場、フルマラソン完走など多彩な経歴の持ち主でもある。
「先生が話す海外での体験が面白くて、英語に興味が持てた」という声が生徒の間で出ているという。授業内で文化的なエピソードや実体験を交えながら英語の面白さを伝えるスタイルが、単なる学習塾との差として保護者に伝わっているようだ。熊本市電・交通局前から徒歩30秒、営業時間10:00〜21:00で通いやすい環境が整っている。


